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「どこでも誰とでも働ける」転職戦略

「こんな働き方でいいんだっけ?」と考えることはないでしょうか。

そんな疑問から新卒入社の銀行員辞めて、転職したり、非正規社員になったり、フリーランスになったりしてたら、人材サービス事業に関わるようになっていました。

転職含めて、これからの働き方に参考になった本を紹介します!月額980円で読み放題のKindleUnlimited対象でした。

概要

本書は、「これからの働き方」を紹介した本です。“これから”というのは、いま起きている3つの大きな変化です。

  • 社会やビジネスが、いっそうインターネット化する
  • これから仕事で活躍できるのは、プロフェッショナルだけになる
  • 会社と個人の関係が根底から変わる

著者によれば、インターネット化によって、個人の働き方は、多くの人や企業と対等(フラット)の関係でつながり(リンク)、知識や成果を分け合う(シェア)形に進むことになるでしょう。この働き方を実現できる人は、何らかの専門性をもったプロフェッショナルになります。多くの人がプロフェッショナルであれば、正社員を前提とする必要がなく、フラットにつながりながら、利益をシェアする関係が主流になるでしょう。

本書のタイトルの「どこでも誰とでも働ける」には、「どんな職場で働いたとしても、周囲から評価される人材になる」と「世界中のどこでも、好きな場所にいながら、気の合う人と巡り会って働ける」という2つの意味が込められています。著者は、Google、マッキンゼー、リクルート、楽天など12回の転職を重ね、このような働き方を実践している経験から語られていることが本書の特徴です。章立ては以下の通り。

  1. どこでも誰とでも働ける仕事術
  2. 人生100年時代の転職哲学
  3. AI時代に通用する働き方のヒント
  4. どこでも誰とでも働ける

各章ごとに印象に残ったことを紹介します。これからの働き方のヒントになると思います!

どこでも誰とでも働ける仕事術
  • 自分からギブすることがインターネット時代の大前提
  • 自分がもつ知識はできる限りオープンにしたほうが得をする
  • これからの仕事の原則は失敗を前提として「DCPA」
  • 「試行回数をどこまで上げられるか?」が勝負を分ける
  • リクルートが大事にした「OBゾーン」
  • プロとしてやっていくなら、アカウンタビリティが必須になる
  • つねにROIを意識し、最小の時間で最大の効果を
  • 相手の期待値をコントロールする
  • 仕事ではまず、全体像と制約条件、意思決定のプロセスを押さえる
  • 迷いをなくして、決断と行動を速くする方法
  • グーグルで重視される「ラショネール」
  • 「ハイパー性善説」がグーグルの強さの秘密の1つ
  • プロとしての成長と、人を動かす熱量は、「自分事化」から生まれ
  • 「ゼクシィ」のように純粋想起をとれば、仕事は向こうからやってく
  • 人生をゲーム化できれば、メンタルは最強になる
人生100年時代の転職哲学
  • 会社を辞めるつもりはなくても転職活動は毎年する
  • 「いつでも辞められる」から最高のパフォーマンスを発揮できる
  • 自分のスキルを細分化して副業で稼ぐ
  • ボランティア活動で自分のスキルの価値を知る
  • 転職を「目的」ではなく「手段」としても考える
  • 異動・転職では、「業界」「職種」を交互にスライドさせてみる
  • 大きい会社と小さい会社を交互に経験する方法もある
  • 辞めた会社にもギブし続ける
  • 「始まりの場所」にいる大切さ
  • 「ライフワーク」と「ライスワーク」の振り子を意識する
AI時代に通用する働き方のヒント
  • 自分の“好き”の市場価値が問われるようになる
  • 生き残りのヒントは「三木谷曲線」にある
  • ハッカーのように課題を発見し解決を楽しむ方法
  • ストリートスマートで常識の壁を超える
  • 「自分」を確立するために検索ワードをもって生きる
  • アイコンをもてば、人間関係の強力な武器になる

転職戦略

「目的としての転職(就職)」と「手段としての転職(就職)」

会社で働くこと自体が「目的としての転職」です。それに対して、自分のスキルや能力を高めて次のレベルに行くための手段として(一時的に)その会社で働く必要があるという転職が「手段としての転職」です。

「この会社で自分のスキルや知識、人脈、外向きの肩書を手に入れたい」という手段としての転職があってもいいというのが著者の考え方です。

「業界」「職種」を交互にスライド

自分自身、銀行から転職活動したときに転職エージェントから、職種・業界ともに変えることは難しいとアドバイスをもらいました。他の仕事にチャレンジするとしても、職種・業界どちらかを固定したほうが転職しやすいです。

職種固定、業界スライドすると、自分のスキルを生かしてアウトプットしつつ、新しい業界の知識をインプットできます。業界固定、職種スライドすると、自分の業界知識を生かしてアウトプットしつつ、新しいスキルをインプットできます。

数年ごとにジグザグに異動・転職していけば、ずっと同じ職場にいるよりも、知識もスキルも格段に向上し、仕事の幅も広がるはずというのが著者の考え方です。

大きい会社と小さい会社に交互に経験

大きい会社と小さい会社に交互に経験し、肩書きを上げていく方法もあります。肩書きや職位には、いったん上がるとなかなか下がらないという下方硬直性をうまく利用した方法です。

大きい会社で成果を出す。その経験をもって小さな会社に転職して肩書きを上げます。小さな会社で、新しいことに取り組み、成果を出します。その肩書きのまま大きな会社に転職します。

さいごに

本書は、仕事観や働き方のアップデートが意図されているようです。そのためには、知識を行動に移すことが必要です。日本型雇用制度の崩壊を知りつつも、実際に自分の働き方を考え、変える行動をすることは少ないです。著者も、本書の方法論も難しいもの、複雑なものは1つもないので、試してみることを勧めています。

勉強ができる「ブックスマート」ではなく、状況に応じて臨機応変に本質に立ち返って考える「ストリートスマート」の発想で行動し、「どこでも誰とでも働ける」を目指していきたいです。